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偏差値40台が世の中を支えている。

著者:高木信尚
公開日:2018/06/06
最終更新日:2018/06/21
カテゴリー:雑記

JavaScript初心者の高木です。おはようございます。

杉山とは帰り道、途中まで同じ電車です。
先日も途中までいっしょに帰っていました。
その中で出た話題について、今回は話してみたいと思います。

それは、タイトルにも書きましたが、「偏差値40台が世の中を支えている」ということです。

まずは偏差値についておさらいしてみましょう。
学校に通っていたころはよく目にした値ですが、その意味について理解していない方も多いのではないでしょうか?

偏差値というのは分布が標準分布であると仮定して、平均が50、標準偏差が10になるように変換した値です。
平均±標準偏差の範囲に全体の約68%が収まります。
偏差値が40~60の範囲に、ざっくりいえば3分の2が収まると考えればいいでしょう。

偏差値40台と50台はほぼ同じだけいるわけですから、偏差値40台は全体の約3分の1いることになります。
つまり、偏差値40台というのは特別な存在でもなんでもなく、その辺にゴロゴロいるレベルだということになります。

世の中はごく一部の優秀な人物だけが動かしているかのように思うことがあります。
確かに一部の優秀な人たちは目立ちますし、世の中を牽引しているという意味ではその通りかもしれません。
しかし、その人たちだけで世の中が回るはずもなく、ごく平凡な人たちの支えによって多くのことが回っているのです。

ここで勘違いしてはいけないのは、偏差値が40台といっても、それは高校受験や大学受験などにおける学力偏差値のことをいっているのではありません。
偏差値というのは、対象となる集団内での位置を表すものです。
仮に優秀な人たちばかりの集団の中で偏差値をとれば、40未満であってもその人が優秀なことには変わらないのです。

今回私が想定している集団は、ソフトウェア技術者、とくにプログラマーです。
プログラマー全体の中でプログラミング技術の偏差値を求めれば、学生時代の学力偏差値がどんなに高くても駆け出しの入門者であれば偏差値はかなり低くなることでしょう。

学力の場合もそうですが、決して努力していないわけでもないのに、なかなか成績が上がらない人というのはいます。
プログラマーの場合も同様で、努力はしているのに上達しない人がいます。
もし偏差値を求めることができれば、まさに40台になるであろう人たちです。

彼らは目立ちがちな優秀な人たちと自分を比べて、自信を喪失するかもしれません。
劣等感を持つこともあるかもしれません。
もしかすると、自己嫌悪に陥るかもしれません。

しかし、実際には悲観するようなことは何もないのです。
なぜなら、偏差値40台の彼らは「普通の人たち」であり、彼らこそが世の中を支えている主力だからです。

もちろん、だからといって、その状況にあぐらをかいて腕を磨くことを怠ってはなりません。
怠けた結果、偏差値40台の人たちと、相当の努力をはらったにもかかわらず偏差値40台の人たちが同じではありません。

冷酷にプログラマーを評価するのであれば、どんなに努力しても偏差値40台の人材は「伸びしろがない」ので軽視してしまうこともあるでしょう。
会社によっても方針が異なるので、何がよくて何が悪いというつもりはありません。

少なくとも私は、(低いながらも)安定したパフォーマンスを発揮してくれるプログラマーは評価したいと思います。
能力と実績に見合う報酬を許容できるのであれば、決して悲観するようなことはないのです。
偏差値40台のプログラマーが偏差値70台のプログラマーと同等の待遇を求めるのは、ちょっとどうかと思いますけどね。

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