オンラインモールか独自サイトか:猫でもできるオンラインショップ6

オンラインショップを始めるにあたって、楽天市場などのオンラインモールに出店するのか、独自にオンラインショップをつくるのかは誰もが悩むことではないでしょうか。これについては古くから議論がなされており、それぞれのメリットとデメリットを挙げながら、お店にあったスタイルを見つけていくのがよい、と説明されることが多いです。

筆者は、どちらかというと独自サイトでオンラインショップをしたほうがよい、と考えています。これは「売れる商品はオンラインモールでも独自サイトでも売れる」ので、どこで売っても同じである、という経験が根拠になっています。さらに、仮に予算がいくらでもあるのであれば、ありとあらゆるショッピングモールに出店する、というやり方が上手くいくケースもあるため、最初のお店が独自サイトでもオンラインモールでも大した違いはない、とも考えます。

実はこの議論では、「独自サイト」に対して「オンラインモール」というかなり選択肢のあるものを比較しているので、判断が難しくなっています。これは「自分のお店に最適なオンラインモールはどこなのか」という別の問題が隠れていることが原因です。これをわかりやすくするために、シンプルなケースを考えましょう。A:独自サイトをひとつだけ運営するパターンと、B:特定のオンラインモールに出店するパターンとです。

A:独自サイトをひとつだけ運営するパターン
メリット
・好きなように運営できる
・販売手数料などが不要

デメリット
・集客が大変
・システムの開発、メンテナンスのコストが必要

B:特定のオンラインモールに出店するパターン
メリット
・集客が楽
・運営のサポートが期待できる

デメリット
・価格競争に巻き込まれたり、他店の商品に埋没する
・月額費用や販売手数料が負担

おおむね、一方のメリットとデメリットが対応しています。結局、どちらかの方法に依存すると、何らかの問題は抱えることになる、ということです。したがって、この議論のベターな結論は「独自サイトとオンラインモールとのハイブリッド」ということになります。

同時に両方の運営を続けるするのもよいですが、どちらかというと立ち上げ期にはオンラインモールを利用して、固定のお客様がついたのを見計らって独自サイトに移行するイメージがおすすめです。運営途中で仕組みを変更するのは大変なことなので、あらかじめそれを予定に組み込んだ形でオンラインショップをスタートさせるとよいでしょう。