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姫路出身者としてアクセントについて少し

著者:高木信尚
公開日:2016/01/13
最終更新日:2018/06/12
カテゴリー:雑記

こんにちは、高木です。

昨日、私の出身地である姫路の話題が出ていたようなので、少し反応してみることにします。
ちなみに、姫路とその周辺、つまり播磨地方では「姫路」のアクセントは高高高で、このアクセントは近畿地方に共通だと思います。

それについては疑問を差し挟む余地はないので、今回はアクセントの一般論について書いてみることにします。

みなさんも学校時代には日本語のアクセントについて深く学ぶ機会はまずなかったと思います。
一方で英語のアクセントについてはそれなりに勉強したのではないでしょうか?

そうした事情から、アクセントといえば英語のそれを連想してしまうことも多いことでしょう。
ただ、英語のアクセントと日本語のアクセントでは、かなり性質が異なります。

英語のアクセントは、強弱アクセント(ストレスアクセント)といって、アクセントのある音節を強く発音します。
一方で、日本語のアクセントは、高低アクセント(ピッチアクセント)で、語を構成する音節(というよりはモーラ)それぞれの音の高さでアクセントを表現します。

高低アクセントは日本語特有のものかというとそうではありません。
ヨーロッパ語でも、古典ギリシャ語やラテン語などの古代語は高低アクセントでした。
ところが、現代のヨーロッパ語は(現代ギリシャ語も含めて)強弱アクセントばかりになってしまっています。

古典ギリシャ語やラテン語は高低アクセントだったと書きましたが、日本語のように方言によって千差万別なアクセントになることはなかったようです。
末尾の音節にアクセントがある場合をultima、末尾から2番めの音節にアクセントがある場合をpaenultima、末尾から3番目にアクセントがある場合をantepaenultimaといって、明確に決まっていました。

日本語のアクセントは東京型と京阪型をはじめ、本当にさまざまなアクセントがあります。
中には都城のように崩壊一型アクセント、すなわち無アクセントの方言さえあります。
これだけアクセントがバラバラだと、異なる方言同士でうまく意思が疎通できないことも少なくありません。

日本語と同じかそれ以上にややこしいアクセントを持つ言語もあります。
中国語などのシナ・チベット語族の言語がそうで、単一の音節に対して声調という一種のアクセントを付けます。

北京語の声調は四声といって4種類あります。
これが福建語とかになると七声ぐらいになり、非常に複雑になります。
中国語は同音語が多く、漢字一文字、すなわち1音節で語を表すのが基本ですから、複雑な声調でそれらを区別するのは自然なことなのでしょうね。

というわけで、いろいろ適当なことを書きましたが、姫路のアクセントは高高高ですので。

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