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一に国語、二に国語

株式会社クローバーフィールドの経営理念
著者:高木信尚
公開日:2016/09/16
最終更新日:2016/09/15
カテゴリー:雑記
タグ:

高木です。おはようございます。

以前、ある会社の営業の方から、「プログラマーにとって一番重要な学校の教科は何ですか?」と質問されたことがあります。
私は迷わず次のように答えました。

「国語です」

これは普通に考えて当たり前のことです。
国語、すなわち自分の母国語は、普段の生活をするにも、物事を考えるにも、一番の基本であり出発点です。
国語抜きには何も始まりません。

論理的な思考力を養うのは数学だという誤解をする人が少なくありません。
そんなバカなことはありません。
論理的な思考は、母国語でやらなければどうにもなりません。
数学で養われるのは、むしろ直観力とか、そっち方面でしょう。

そういえば、数学者の藤原正彦氏も同じことを主張されています。

一に国語、二に国語、三、四がなくて五に算数、あとは十以下

数学者だから数学や算数が一番だというと思ったら、そんなことは決してありません。
何をさておいても大事なのは国語なんです。

プログラマーに関していえば、自分の母国語で何をどうやるのかを説明できなければ、ある意味外国語のようなものであるプログラミング言語でまともなことが書けるはずがありません。

今後、クローバーフィールドでは技術者を採用するにあたり、応募者に作文を書かせるべきだと私は主張しています。
国語を何よりも重視しているからです。
国語がまともにできなければ、(プログラミング用の)何とか言語ができるかどうかなんぞどうでもいい話です。

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