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紙の本と電子書籍を読み比べてみた件

著者:馬詰道代
公開日:2018/05/20
最終更新日:2018/05/20
カテゴリー:雑記

誰でも簡単に出版できる、非常に面白い時代でございます。
馬詰です。

何年か前に、きじねこでAmazonKDP(キンドル・ダイレクト・パブリッシング)の手続きをしました。
当時は英語の書面をFAXでやり取りするという、面倒くさい流れでした。
私はそのとき、いつか本を出そう!と密かにもくろみました。
こういうのは、いつかでなく、思いたったときに行動を起こすべきなのかもしれません。
そんなことを思いつつも、まぁ、そのまま現在に至るです。

時代は流れ、先日、クローバーフィールドでKDPの手続きをしました。
私がやったあの面倒くさいFAXのやり取り(それも訳の分からん英字)をすることなく、出すべき本のネタさえあれば、簡単に電子書籍を出せるようになっていました。
加えて、KDPとは別にPOD(プリント・オン・デマンド)で紙の本も出版できます。
誰でもネタさえあれば、紙の本を出版できるのです。

ということで、AmazonPODで買った本はどんな感じ?というので、1冊入手してみました。
1200円ちょい支払いました。
いわゆるペーパーバック仕様になっています。
いいんやないでしょうか。
手元に届いた本の内容は、私には、ん〜1200円の価値はないかなというものでした。
しかし、他の方には価値があるかもしれません。
という読み物です。
小説ではないです。

電子書籍については、4、5年前にiPad miniを買ったときに、おもしろがって読み漁りました。
ただ、ダウンロードするのは基本、無料の読み物です。
たまに、有料の読み物を買ったりしましたが、大抵青空文庫か無名の作家さんの物を選びます。
お金を払うなら「紙の本」がいいですね。
本(基本、買うのは文庫本)にしろ、CDにしろ、手元にあるその存在を愛でたいタチです。
なので、電子書籍とは別に紙の本はちゃんと存在価値はあると思っています。
それぞれに役割が違うかもしれません。

数日前、久しぶりに電子書籍を読もうとAmazonに行ってみました。
有名な著者の本がプライム会員限定で読み放題というサービスを見つけます。
何冊かDLして、さっくり読んでみました。
簡単にすぐに手に入るシステムは嬉しい限りです。

電子書籍は文言にラインを入れたり、意味のわからない言葉を簡単に調べたりできるのが非常に便利です。
そういう点では電子書籍で読むのは、小説よりハウツー本が向いているかもしれません。
よくよく考えたら私は、小説は紙の本、ハウツー本は電子書籍という選び方をしています。
今回、久しぶりにダウンロードした電子書籍は小説でした。
ちょっとした指づかいで勝手にラインが引かれ文言に色がつくのが、邪魔やなぁと思ってしまいました。

人によったら、紙の本と電子書籍の使い分けは違うでしょう。
収納場所を考えると電子書籍が良いからと、紙の本には手を出さない人もいらっしゃるかもしれません。
本を読む側の事情の多様化とともに、誰でも本を出版できるという昨今、これは読む側ではなく出版する側になってみるのも面白いのではないでしょうか。

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