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オンラインショップの4W2H:猫でもできるオンラインショップ11

株式会社クローバーフィールドの経営理念
著者:YOSHIDA Takayuki
公開日:2018/08/23
最終更新日:2018/08/23
カテゴリー:技術情報

「5W1H」は、情報伝達のポイントをまとめたフレームワークです。それぞれ、いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How)ですが、これらを抑えると情報伝達をスムーズに行うことができます。これにどれくらい(How much/How many)を加えて「5W2H」とする場合もあります。

これに倣い、オンラインショップでは「4W2H」を考えると良いです。「4W2H」の中身は5W2Hと近いものですが、日本語にしたときの単語の選び方が少しだけ異なります。4W2Hでは、いつまでに(When)、どこで(Where)、何を(What)、誰に向けて(Who)、どのように(How)、どれくらい(How much)売りたいのかを考えます。「なぜ(Why)」を含んでも大きな問題はないような気がしますが、シンプルにするために今回は省きました。

わかりやすいところから説明していきます。「何を」は何を売りたいのか、です。当然、売りたいのはお店で取り扱っている商品やサービスなのですが、たとえば1万点の商品を扱っているお店では、全商品を掲載すると自分のお店の中で商品が埋没してしまします。うまくカテゴライズするか、さもなければ出品する商品を絞り込まなくてはいけません。できる限り、お店にとってメリットのある商品、たとえばお店を代表する商品や利幅が大きい商品、在庫が豊富にある商品を優先的に掲載すべきです。

「どこで」は、いうまでもなく「オンラインショップ上で」なのですが、どの形態で売るのかを考えます。Webショップ、オンラインモール、オークション、フリマアプリなどなど、商品やお店に適した販売方法を選びましょう。

「誰に向けて」は具体的なお客様を想像しましょう。たとえば「最低価格が100万円の宝石をオンラインショップで売りたい」と考えたときに、ターゲットとなるお客様が「10代の少年」では無いのは明確です。おそらく「30代以上」「女性」「富裕層」などで絞り込める層がメインのお客様になるはずです。これを念頭に置いて、売る場所や売り方を考えなくてはいけません。

「どのように」は、「何を」「誰に向けて」売るのかを考えると自然と見えてきます。オンライン上で購買行動を完了してもらう方法もあれば、問い合わせを受けるところまでを目的にもできます。また、オンラインはあくまでも集客ツールと考え、来店してもらうことをゴールとする方法もあります。

「いつまでに」と「どのくらい」はいわゆる「目標」にあたります。1万円の商品を月に10件売りたいのか、それとも1000件売りたいのかでは、やり方が違うことは想像に固くありません。「できる限りたくさん売りたい」が本音でしょうが、ここは現実的な範疇で少しだけ背伸びした目標を立てると良いでしょう。

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