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商品情報の書き方(箇条書き):猫でもできるオンラインショップ24

株式会社クローバーフィールドの経営理念
著者:YOSHIDA Takayuki
公開日:2018/09/23
最終更新日:2018/09/21
カテゴリー:技術情報

「文章が書けない」という人は、大きく分けて2種類にわけることができます。ひとつは「文章を読むのも書くのも苦手」な人。特に社会人になってからは、環境によっては文章を読んだり書いたりする機会が減ってしまうため、急に文章を書かなければいけなくなると困ってしまうタイプの人です。もうひとつは「一応書こうとはするものの自信がない」人です。先ほどとは逆に、普段新聞や本をよく読む人があてはまります。「良い文章」や「伝わりやすい文章」がどんなものかわかっているので、自分が書いた文章が良くない、と思いこんでいるのです。このどちらのタイプにも通用するのが「箇条書き」という処方箋です。

箇条書きとは、いくつかの項目を分けて書き並べるものです。同様のものに「表(テーブル)」がありますが、箇条書きは枠線を使いません。箇条書きは、文章中で用いることも、単独で用いることもできます。

商品の説明を箇条書きでしましょう、というのではなく、商品情報の構成を考える際に、箇条書きから始めると楽な場合がある、という感じです。箇条書きは誰でも、簡単に、質の高い情報を集めることができます。

では、具体的な方法について説明します。目の前にある商品について、特徴やデザインについての情報をどんどんあげていきましょう。連想ゲームと思って、ある程度時間を決めてやっても良いでしょう。重複などは後の分類の際に省けば良いので、どんどん書き出します。アイデアを出すときに使う「ブレインストーミング」という手法がありますが、箇条書きではそれをひとりでやるイメージで進めます。

単語やテキストが出尽くしたと思ったら、それらを分類して並べ替えてみましょう。このステップのことを考えると、紙よりもスマホやPCのほうが良さそうですし、スマホよりもPCのほうが作業がはかどります。うまく分類できたら、それらに「タイトル」をつけます。おそらく「商品の特徴」とか「商品のデザイン」「商品の魅力」などのタイトルになるはずです。

タイトルがつけられたら、グループの「順番」について考えます。商品の概要から説明して、メリットやデメリットを織り交ぜながら、終盤に向けて盛り上げて行く感じの構成になればベターです。実は先につけた「タイトル」は、文章にする際の小見出しとなります。その見出しについての文章を書くための素材は揃っているので、これをきれいな日本語になるようつないでいきます。慣れないうちは不格好な文章かもしれませんが、破綻のない、構成のきちんとした文章が出来上がっているはずです。

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