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実務経験なんか簡単にデッチ上げられる。

著者:高木信尚
公開日:2018/09/25
最終更新日:2018/09/25
カテゴリー:雑記

高木です。おはようございます。

いろいろな方からお話を聞くと、「なぜそんなことで悩んでいるんだろう?」と疑問に思うことがあります。
その人にとっては申告なのかもしれませんが、ちょっと相談してくれれば簡単に解決できることもあります。
今回はそんな内容について書いてみたいと思います。

就職・転職活動や、SESや派遣などで、やってみたい仕事があるけれど実務経験がないので困っているという人たちを見かけます。
実務経験がなければ、そんなものはデッチ上げれば済む話なんですが、そういう発想にはならないようです。

もちろん、実際に求められている「実務経験」というのが何なのかにもよります。
一口に「実務経験」とか「業務経験」といっても、人によって想定している内容が異なるからです。

そういうことはあるにしても、「とにかく実務経験が欲しい」という場合には一番手っ取り早い方法があります。
それは個人事業として自分でやってしまうというものです。

個人事業といえども事業活動ですから、そこで経験したことはすべて実務経験になります。
事業活動ですから、うまくいくこともあればそうでないこともあるでしょう。
しかし、うまくいったかどうか、もっと具体的にいえば、儲かったかどうかにかかわらず、事業活動を通じて得た経験はすべて実務経験です。

個人事業を始めるといっても、そういうのに縁がない人はそうやればいいのかわかりませんね。
実は非常に簡単です。
自分の心の中で、「今から個人事業主だ!」と宣言すればOKです。
念のため、税務署に開業届を出しておけば完璧です。

税理士なんかは自分たちの仕事を確保するために小難しい話をしたがります。
しかし、やりたいのは税金の細かいことではなく、ソフトウェアの開発や販売のはずです。
わからないことがあれば税務署で聞けば教えてくれます。

そもそも、税金のことで悩むのは儲かってからで十分です。
目的はあくまでも実務経験を獲得することですから、金儲けなんかは二の次です。

個人事業主になり、自分で企画し、自分で開発し、自分で販売すればいいのです。
あるいは、自分で営業し、自分で仕事を受注すればいいのです。

自分でWebサイトを立ち上げ、SEOを施し、コンテンツを増やしていくのも経験です。
技術だけでなく、Webライティングやさまざまな法知識など、活動の過程で得たすべてのことが実務経験になります。

業務時間外で単なる「お勉強」をする暇があるなら、自分で個人事業を立ち上げ、その業務時間内で経験を積むほうがずっといいと思いませんか?

もし個人事業では不十分だというのなら、会社を設立すればいいのです。
合同会社なら簡単に設立できます。
確定申告を自分で行うのであれば、利益が出ていなければ年間のコストは法人住民税の約7万円だけです。

とくにブランクがある人なんかは、こういった方法で直近の実務経験をデッチ上げることは必須でしょう。
たとえ数ヶ月でも、直近に自分で何かやっていれば、状況がまったく変わってくるはずです。

自分が所属している会社が仮に副業禁止だったとしても、交渉すればどうにかなるケースのほうが多いはずです。
ちなみにクローバーフィールドは、事前に許可を取れば副業はOKです。
許可制にしているのは、公序良俗に反するような副業をやってもらっては困るからで、大抵はOKになります。

いろいろ書きましたが、私は詐欺的な行為を勧めているわけではありませんので、まともな実力が備わっていることが大前提です。
その上で、「どうしても実務経験が欲しい」という方であれば、こういう方法もありますよということです。

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