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いざ、東京へ

著者:國松亜紗子
公開日:2019/06/15
最終更新日:2019/06/15
カテゴリー:雑記

こんばんは、國松です。

今回はTOPPERS カンファレンス2019への参加にについてお送りしたいと思います。

キーワードは、東京、5G, 機械学習、頭がパンクです。最初にお断りしておきますが技術的に深い内容にはふれていません。(というか、ふれられません) そもそもTOPPERSとは何かについてカンファレンスに参加するというのに私はざっくりした知識しか持っていませんでした。『ITRON、組込み、リアルタイムOSに関する開発、研究を行っている団体』くらいの本当にざっくりもざっくりの前知識です。TOPPERSが(Toyohashi OPen Platform for Embedded Real-time Systems)の事だと休憩時間に調べて知りました。

TOPPERSが何なのかはTOPPERSのホームページをご覧ください。

TOPPERS

なので今回はカンファレンスの様子や参加して感じたこと考えたことをなどをお伝えしたいと思います。

6月14日の朝は早かったです。カンファレンスの会場は東京なので新幹線で東京へ。10時の開場に間に合うように6時47分発の新幹線に乗りました。

6時47分の新幹線に乗るために4時に起きました。案の定、新幹線の中で爆睡してしまいました。

大田区産業プラザ(PiO)の4Fの会場に到着。

分厚い冊子をいただきました。

ちょっと到着が遅れてたのですでにカンファレンスは始まっていました。こそっそりと席に着きます。前の方の席しか空いていなかったのでこそこそしても目立っていたと思いますが…。

その時開会の挨拶をしていたのがTOPPERSのリーダー高田広章先生だったのですが、私は全く気が付かず、その後も周囲の人々の会話から「高田先生」という声がよく聞こえるので高田先生は人気だなぁ位に思っていました。

続いて特別公演が2つありました。1つ目は5Gネットワーク、エッジコンピューティングがキーワードの講演でした。「5G/IoT時代のネットワークに超低遅延、大容量同時接続性に加えて、省電力、高セキュリティが求められる」「ネットワークインフラが社会インフラになる時代、そこにブラックボックスがあってはいけない。オープンソース化が求められる」という話が印象に残りました。インフラ技術の大変さ大切さを感じました。

2つ目が機械学習がキーワードでした。

機械学習を勉強したくなりました。「それだけかい」と突っ込まれそうですがそれだけです。とても面白いお話だったのですが情報量が多く面白さをコンパクトに使えるのが難しいのですみません。

ここでお昼休憩です。カンファレンスの会場と同じ階にあるレストランでランチです。もうすでに情報の洪水で頭がパンパンです。

午後からはAとB二つの部屋に分かれて講演がありました。AはTOPPERSの活動を紹介するもの、BはTOPPERSの技術について(エンジニア向け?)でした。

私はTOPPERS初心者+技術者初心者?なのにBを選んでしましました。「しまいました」なんて言ったら一生懸命話して下さった方々に申し訳ないのですが、正直私にはまだ早かったと感じました。

『HRPMカーネルとパーティショニング機能をもつマルチコア向けROTSの紹介』

『TTSPの第3世代カーネル対応』

『RISC-V/32を組込みに使う』

『組込みコンポーネントシステム TESCの新機能』

の4つの講演がありました。この中のTTSP、マルチプロセッサ対応RTOS(リアルタイムOS)の検証ツールの話に興味を持ちました。「テストプログラムを生成するプログラムというのは面白いなぁ」くらいの感想しか出てこないのが悲しいですが…。

最後に高田先生の基調講演がありました。正直この話を最初に聞きたかったです。TOPPERSのこれまでとこれからについてよくわかるお話でした。これからは組込みの世界にもAIや機械学習の技術が必要になってくるそうです。「組込みAI」かなり興味を惹かれます。

そして懇親会が始まりました。実は私にはまだ難題が残っていました。そう、名刺交換です。ただカンファレンスに出席しただけではいけないのです。クローバーフィールドの名前とついでに私の顔と名前を売り込まないといけないのです。懇親会までに渡せた名刺は1枚。ここで頑張らないといけないのです。しかし、周りは年上の男性ばかり、しかも知り合い同士ばかりなのか和気あいあいとお話し中、私が入り込む余地が….。講演をして下さった方に『お話とても面白かったです』といえるほど理解していないし『どこが面白かった?』と聞かれた日には一貫の終わりです。どうなる私….。

結果的には自分から声を掛ける事は出来なかったのですが(反省)、数名の方と名刺交換をさせていただきました。今回のカンファレンスには私以外にもクローバーフィールドからの参加者がいたのでその方々に助けられた感もあります。私一人ではどうなっていたやらです。

7時30分過ぎに懇親会は一応お開きなりました。クローバーフィールドの面々はタクシーに乗って宿泊先のホテルに向かいました。体より頭が疲れた感じでした。日帰りでないのはとてもありがたかったです。

翌日(15日)は東京はあいにくの雨でした。

品川駅から9:30発の新幹線に乗って大阪に帰ってきました。U2のポスターには気づきませんでした。帰りの新幹線でも爆睡してしまいました。

今回のカンファレンスへの出席はありきたりな感想ですが色々と経験出来てよかったと思います。

技術や知識的にはまだまだなのを痛感しましたが1歩づつ頑張ってきたいと思います。そして、今回の様な機会に技術的な話を他の技術者の方々とできるようになりたいと思いました。

以上TOPPERSカンファレンスへの参加についてでした。

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