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「社会福祉」の重要性

著者:高木信尚
公開日:2019/01/06
最終更新日:2019/01/06
カテゴリー:雑記

高木です。おはようございます。

これまでブログでは書いていなかったので、今回はじめてこの話題に触れることになるかと思います。
「社会福祉」あるいは「社会貢献」についての話題です。

馬詰が何度も取り上げているタレントアナリティクスですが、最近の応募者については、ほぼ全員タレントアナリティクスによる診断を課しています。
結構時間もかかるので申し訳ないとは思うのですが、マッチングのミスを極力回避するための手段なので応募される方はご了承ください。

タレントアナリティクスでは様々な項目についての評価結果が得られます。
大別すると、「知的能力分析レポート」と「性格価値観分析レポート」があります。
このうち「性格価値観分析レポート」については、応募者本人にも結果をお渡ししています。
「知的能力分析レポート」についてはお渡ししていないのですが、これはタレントアナリティクスの印刷レイアウトの仕様がそうなっているためで他意はありません。

タレントアナリティクスの評価項目のうち、実は弊社がもっとも重視しているのは「社会福祉」の部分です。
レポートには次のような注釈が入っています。

自分の求める社会の実現や他者の救済に役立つことに関わる

読んで字のごとくなのですが、これについて共感できない人はまったく共感できないようです。
それはそれで仕方がないことですので、責める気は一切ありませんが、採用に関してはどうしても二の足を踏んでしまいます。
とくに未経験者や経験の浅い方に関しては、どうしても辛口の見方をせざるを得ません。

十分な経験のある方はいいんです。
ただし、社会福祉を志向しない方の場合は、弊社としても便利使いさせてもらう方向で扱いことになると思います。
お互い割り切った関係性になると思いますが、それはそれで仕方がないことです。

弊社には、おそらく世間的には(入社前は)就業困難者に該当する状況だった社員も複数名います。
具体的には、アラサーやそれ以上になっても就業経験がないような人たちです。
それでも、社会奉仕を指向する人たちであれば、会社としても極力手を差し伸べようとするわけです。

世の中には、社会奉仕なんか自分には無関係だと考える人たちも少なくありません。
そのような人たちは、「社会奉仕」というものに必要以上に大げさに考え、やらない理由にしがちです。
しかし、実際には大げさなものに考える必要はなく、今の自分にできる精一杯のことをやればそれでいいのです。
いや、仮に結果が出なくても、もっといえば、何をどうすればいいのか分からなくても、社会奉仕を目指す姿勢こそが重要なのです。

具体的にいえば、就業困難だった自分が、就職を果たし、会社のお荷物になることなく一人前に働けるようになるだけでもいいのです。
そして、自虐ネタでもいいのでそのことを世の中に発信していけばいいのです。
そうした活動は、同じように就業困難な状況にある人たちに夢と希望を与えることでしょう。
それは大きな社会奉仕だと思うのです。

タレントアナリティクスの結果を鵜呑みにして、それで採否を結論づけているわけではないことだけはここでハッキリさせておきます。
評価結果は参考にはしますが、面接もすることですし、それらの総合的な判断で結論を出しています。

タレントアナリティクスのような試験は、嘘をつかないにしても、その人が演じようとしているキャラに基づいた回答をしてしまうこともあるでしょう。
あるいは、実態ではなく願望で回答してしまうこともあるでしょう。
なので、決して鵜呑みにはしていません。
それでも、本来のその人と比べて真逆な結果にはならないと思いますので、十分参考にはなるのです。

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